エコプロダクツ2009のポイント
先週、20万人の来場者を迎えて無事終了した企業の環境展。企業イメージ広告で来場者へのアンケート、クイズで会場内はずいぶんと賑わっていました。私たち日本ほどエコに力を入れているところはないと思うほどの技術力を競い合っていました。事実、CO2削減のための単価比較だけでも、日本は約6万円かかるところ、中国、アメリカでは数千円で可能なのです。省エネ大国日本がこれ以上エコを実現するには、コストがかかるということですね。それでも各ブースで元気な企業の未来がはっきりと見えていました。そこで今回イベントのポイントを考えてみました。
「生物多様性」:生物の種が地域ごとに変化してきた結果、現在約1億種とも言われています。この多種に及ぶ進化は、食物連鎖、共生という大切なネットワークを構築するために必然であったのです。これを人類の手により「1年に数万種」もの種を絶滅させているのです。このことを世界が緊急性のあることとして唱え始めて来年は、COP10が名古屋で開催されます。ポイントは、種の保全のポイントが「企業に与える影響」という存続とビジネスチャンスにまで言及していることです。詳細はまたということで、キーワードとして意識しておくべき言葉でしょう。
OKADA
2009年12月15日(火) AM9:54
2009年12月15日(火) AM9:54