業務日報(社員ブログ)
2009年12月29日 マイケルと仏教
「一隅を照らす、これすなわち国宝なり」という伝教大師最澄の教えは、信じることと実践によって一人ひとりが心豊かな人間になり、平和で明るい世の中を共に築いていこうというものです。信仰は世界の国々、人種により様々ですが自らを見つめなおし、自分を知ることが周りを幸せにするという考えは普遍です。あのマイケルジャクソンも「MAN IN THE MIRROR」の中で自分を見つめなおし、自分を知ることの大切さを歌っています。経済環境ばかりではなく悪い方向に傾く根幹には、人間の心の醜さが大きな原因なのではないでしょうか。人妬み、羨み、そのすさんだ心は自分を見失っているどころか、人として外れてしまっているのです。そのような状況で自分もその周囲も、そして社会も良くなるはずがありません。今一度しっかりと胸に手を当てて自分を見つめ、「一隅を照らす」人たれと私自身の来年の覚悟で今年最後のブログとしましょう。
OKADA
2009年12月18日 もうすぐクリスマスですね
洋菓子屋さんでこんなものを見つけました。お菓子のクリスマスツリーです。
思わず買ってしまいました。食べてしまうのがちょっともったいない気もしますが…
patisserie Un Fond Solaire(アン フォンド ソレイユ)Hashimoto
2009年12月16日 鳩山総理に送るこの二句
鳩山総理の政治資金問題に関して、いや贈与だとか金額のケタは別としても鳩山政権を揺るがすようにメディアは厳しく報じています。私は、同年代で同じように母の愛情を受けてきたものとしては、この漢詩を繰り返し読み、涙します。
慈母手中線(じぼ しゅちゅうのいと)
遊子身上衣(ゆうし しんじょうのころも)
の二句です。「慈しみ深い母が手に持っている糸、それはこれから遠く旅に出る息子が着る衣服を縫うためのもの」わが子を思い、気遣いながら夜なべをしながらもくもくと針を運ぶ姿を思い、その母に深く感謝した息子の思いです。それが贈与、献金にすりかわるのはだれのせい?母が脱税目的でなどとエスカレートした見方が仮に事実としても私は慈母の心をただただ思い涙してしまうのです。がんばれ、鳩山総理。OKADA
2009年12月15日 エコプロダクツ2009のポイント
先週、20万人の来場者を迎えて無事終了した企業の環境展。企業イメージ広告で来場者へのアンケート、クイズで会場内はずいぶんと賑わっていました。私たち日本ほどエコに力を入れているところはないと思うほどの技術力を競い合っていました。事実、CO2削減のための単価比較だけでも、日本は約6万円かかるところ、中国、アメリカでは数千円で可能なのです。省エネ大国日本がこれ以上エコを実現するには、コストがかかるということですね。それでも各ブースで元気な企業の未来がはっきりと見えていました。そこで今回イベントのポイントを考えてみました。
「生物多様性」:生物の種が地域ごとに変化してきた結果、現在約1億種とも言われています。この多種に及ぶ進化は、食物連鎖、共生という大切なネットワークを構築するために必然であったのです。これを人類の手により「1年に数万種」もの種を絶滅させているのです。このことを世界が緊急性のあることとして唱え始めて来年は、COP10が名古屋で開催されます。ポイントは、種の保全のポイントが「企業に与える影響」という存続とビジネスチャンスにまで言及していることです。詳細はまたということで、キーワードとして意識しておくべき言葉でしょう。OKADA
2009年12月11日 今年の漢字
毎年恒例の漢字ですが、昨年は「変」でした。今日発表されるそうですが経済面であれ、社会面であれ、「暗」が多かったと思います。しかし、こんな漢字では希望も何もありゃしないと江戸っ子の私は、あえて「憤」を勝手に自分の今年の漢字にします。凶悪犯罪、経済無策、疫病と江戸弁で「てやんでぃ!」と一括して新鮮な心意気をもって来年を迎えたいですね。
OKADA